
Photo by Vincent van Zalinge on Unsplash
友人の改修中の古民家にアナグマが住み着いてしまっているという事で、アナグマを捕獲して欲しいと相談がありました。
私自身、狩猟免許は持っていますが今は6月。狩猟期間中では無いため罠を設置することはできない!狩猟免許持ってないのと同じじゃないか・・・!そこで、狩猟免許が無くても駆除するための方法を手順を追って説明いたします!
有害鳥獣を捕獲するための2つの方法
①自分で捕獲する
狩猟免許が無い場合でも、農林業をされている方であれば自分の敷地内で小型の罠を設置することは認められています。(捕獲許可が必要です。)ですが捕獲後、その動物の処理は自分でしなければなりません。自分で処理するのってなかなかハードル高いですよね😓
②猟友会等の有害鳥獣駆除隊の方に頼む
狩猟免許を持つ方の中に、狩猟期間外も特定の有害鳥獣の駆除を認められた方々がいらっしゃいます。その方々に罠の設置・捕獲後の駆除までお願いすることができます。駆除隊の方に頼んでも料金はかかりません。
どちらの方法をとるにしても、役場の有害鳥獣対策係へ申請する必要があるのでとりあえず役場へ相談しにいきましょう!
市役所へGO!
役場の有害鳥獣担当の係へ相談しにいきます。伊佐市の場合は、「林務課 鳥獣対策係」です!
今回は猟友会の有害鳥獣駆除隊の方にお願いする方法をとりました。
まずは相談だ!
担当の方にアナグマが家の中に住み着いて困っていて捕獲したい旨を説明します。
準備するものは?
特に何も要りませんでした。書類など記入する必要もありませんでした。
現場確認・罠設置
現場確認
役場の担当のかたが実際に現地に来て現場確認をされます。その後住んでいる地域を担当している猟友会の有害鳥獣駆除隊の方に連絡をとっていただきました。

罠設置
有害鳥獣駆除隊の方がいらっしゃって現場確認後、かかりそうな場所に罠を設置してくださいました。

罠をかけたら見回りの日々
罠をかけたその日から、見回りの義務が発生します。見回りをする理由としては罠にかかった動物を長時間放置しない、また、駆除対象の動物以外が捕まってしまった時はすみやかに逃す必要があるからです。
できるだけ頻繁に見回りをしましょう。見回りをする事で、対象の捕獲動物が罠の周りに来ているのか・罠の餌に興味を示しているかなど把握することもできます。

捕獲できたらどうすればいいの?
対象動物が箱罠に入ったら、罠をかけてくれた有害鳥獣駆除隊の方に連絡します。あとの処理は全て任せることができます。
駆除隊の方から処理等で料金を請求されることはありません。
いかがでしたか?鳥獣被害でお困りの方はぜひ役場へ相談しに行ってみてくださいね!
part2ではアナグマとのやりとりをした日々を細かく書いてみようと思います!
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